高専って何?

高専

こんにちは、かりもです!

突然ですが、皆さんは“高専”をご存知ですか?

あいさつの時にもさらっと触れましたが、管理人の私も高専生なのです。今回は高専や高専生についてご紹介したいと思います。

高専って?

高専は学校の1つです。大学と同じ高等教育機関に分類されます。

ですが、高校を卒業してから行くのではなく、中学校を卒業した後に行くところです。

紹介文が私の学校の仙台高専のHPに載ってました。

我が国の産業のめざましい発展と科学技術の著しい高度化に伴い,有為な技術者の養成が社会の各方面から強く要望され,昭和36年の学校教育法の一部改正により,高等教育機関として新たに中学校卒業程度を入学資格とする5年制の高等専門学校制度が発足しました。現在,51国立高専と3公立高専,3私立高専が設置されています。

仙台高専HPより https://www.sendai-nct.ac.jp/college/position/history/

ポイントは

  • 中学卒業後、5年間通う学校である。
  • 技術者教育に特化している。

というところでしょう。

まぁ、ざっくり言うと、「早いうちから技術者の育成をするために学校つくったで!」と言うことです。

大学と同じなのでもちろん留年もあります。

高専の先生は学年に関係なく落としにきます。「入学したばっかりだから留年なんてないだろう」と考えてたりすると1年生を2回することになってしまいます。実際に1つの学年に1〜2人は留年生がいます。また、高学年になるとその割合は増す傾向にあります。(なんで学年が上がるにつれて留年しやすくなってしまうのかについては後述しますね。)

高専といえばロボコンなんかでも有名だったりします。(私はロボコン未経験)

高専から進む道。

高専の5年の過程を修了すると半分以上の学生は就職します。

就職率は驚異の100%です。

毎年学校には学生の数をはるかに上回る数の求人票が来ます。学生はその中から選り取りみどりです。その中にはみなさんもご存知のメーカーがたくさんです。

今年度も1つの学科45名前後に約600件の求人がきたとか…

もちろん就職以外にも進学という進路もあります。

進学先は大きく分けて「専攻科」と「大学」があります。

専攻科ってなにって話ですよね。

国立高専機構のHPにこんな掲載が。

高専の科学の知識と技術を更に深めたい学生のため、より高度な技術者教育を行うことを目的として、2年間の専攻科が設置されています。

国立高専機構HP https://www.kosen-k.go.jp/nationwide/feature/hj_1-16senkoka.html

またざっくり言うと「高専から出たくない奴のためにもうちょっとだけ勉強する場所設けてやったぜ!」ってことでしょうね。

大学への進路の方も学校の方がなかなか手厚くサポートしてくれるところが多く、学校推薦なんかも出してくれたりします。

進路についてはこんな感じ。

中学入学から就職まで

高専ではどんなことを勉強するのか

高専の仕組みをざっくり話したところで、高専ではどんなことを勉強するのかということを少しだけ紹介します。

高専での勉強は「一般教科」と「専門教科」の2つに分けられます。

一般教科は普通の高校生が勉強するのと同じ国語や数学、英語や、体育などです。ですが高専の数学は高校の範囲を飛び越えて低学年のうちから大学の内容までやります。2年生くらいで線形代数や微積を始める学校がほとんではないでしょうか。

これについては色々考え方がありますが、高専は3年生で大学受験をする必要がないので、演習をすっ飛ばしてどんどん先の内容に進めるからじゃないですかね。

あと、高専の英語はヌルゲーです。なのに高専生は英語ができない(+ニガテな)傾向にあります…

もう1つの専門教科ですが、こちらは学科によって異なります。機械系であれば工業力学など、電気系であれば電磁気学、建築系であれば設計製図や建築史といったその学科の勉強をします。

それぞれの授業は大体こんな感じの割合になってます。

高専のカリキュラムの割合

さっき学年が上がると留年が増えるといったのは、学年が上がると専門の科目が増えるためです。授業の中には先生が理解しているのか疑いたくなるほど難しい授業もちらほらあります。

ちょっと言い忘れてましたが、高専の赤点のボーダーが高いことも留年に寄与していると思います。多くの高専では高校でいう平常点という概念がなく、私の通う高専では赤点が60点に設定されています。

また、一般教科と専門教科の他にも、学校にある工場で工作機械の実習をしたりもします。ここでは旋盤やフライス盤、溶接、鍛造、鋳造といったものづくりの基本を学ぶことができます。

高専に入るためには

高専に入るためには基本は中学校の時に受験をする必要があります。ですが、高専の受験の倍率は高い傾向にあるのでなかなか難しいです。

推薦入試と学力入試の2回の機会があります。

私は中3の時、推薦入試で落ち、学力入試で合格しました。

とにかく、勉強あるのみです。特に学力は公立の高校とは全然違う問題が出てくるので、基礎固めをした後にしっかり過去問対策をしましょう。

高専に入るのは良い選択なのか

高専という学校について紹介して来たところで、高専に入ることは良い選択なのか、というところを話していきたいと思います。

実際のところいろんな意見があると思いますが、私は高専に入学して良かったと思います。

なんでそう思うかというと、同じ年齢の学生の中で、高専生の割合っておよそ1%らしいです。なんだかとってもレアな感じしませんか。

良いと思う理由はそれだけではありません。

私が思うに高専という学校は学生のやる気を非常に尊重してくれます。

  • こんな実験やってみたい
  • こんなことプログラミングしてロボット動かせないかな
  • これを作ってみたい

それが全部叶う場所が高専です。

やる気さえあれば自然と仲間は集まり、力を貸してくれる先生も現れます。

私は高専のそんなところがお気に入りです。

(逆に、やる気や目標を見つけないとあっという間に卒業になってしまうかもしれません。)

高専でできること!

やる気繋がりなのですが、やる気があれば海外にも交換留学に行けます。私も昨年、海外にある高専の姉妹校に行ってきました。本当に世界が広がります!とてもオススメです。

もちろん部活もできます。5年間続けるのも良し、途中でやめるのもありです!

ロボコンも部活動でやってる学校もあります。

バイトだって学校によりますが基本可能です!

高専でしかできないこと、高専だからできることがたくさんあります。

まとめ

感じ方は人それぞれですが、高専は魅力たっぷりの学校です。

高専でしかでいないこと、高専でしかできない経験、工学を勉強したい人にはとてもオススメです。

どこかの中学生の受験のヒントになれば嬉しいです。

今回は私が通う高専について紹介しました。

ではまた。

※注意※このブログは高専生が考える偏見や語弊が含まれる表現があります。記事の内容はしっかりと審議いただくようお願いします。

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